こんばんは、Re'phです。
> TA
> DSU
> ルーター
> この意味、誰か教えてください〜(^^;
すでに、レスがついてますが少し違うような気がするのと、もう少し補足
した方がいいような気がするので、ちょっと書いてみますね。
・DSU
ISDN機器の接続にはRJ−45という8極8芯(実は4芯あれば普通
は足りる)のケーブルを使用します。しかしNTTからの局線がRJ−11
という6極2芯のケーブルで来ています。
INS64では『屋内までの配線は従来のものを流用する』としています
のでどこかで変換が必要になりますが、その変換を行なっているのがDSU
です。
・TA
通常のアナログ電話回線を引いたときでもいろいろなサービスの種類があ
り、それによっては電話機が対応していなければならなかったりと言う問題
があると思います(ナンバーディスプレイなどがそうですよね)
ISDNを引いて各種のデジタルサービスを利用しようとした時に、それ
を可能にするのがTAです。
主なところで従来使用していたアナログ(RJ−11)の機器を繋いだり、
ダイヤルインサービスやフレックスフォンを実現しています。利用する目的
に応じたTAを選択するのは言うまでもありません。
なお、本来ISDNはバス配線が原則ですので、基本は『DSU-TA-終端抵抗』
になるのですが、『DSU-TA等-・・・-TA等-終端抵抗』の様に何台も繋げるので
なければ、DSU・終端抵抗内蔵のTAを選べば、1台で済むことになりま
す。
・ルーター
ルーターはLANの周辺機器でネットワーク同士を接続するものです。T
Aやモデムが目的地と1対1で接続しているのに対して、ルーター等を使用
したLAN接続では1対多または多対多の接続になります。
これが、なぜインターネットの場合便利なのかはちょっと難しいので、ち
ゃんと順を追って説明しますね。
ルーター本体の姿は
ネットワークA−(ルーター)−ネットワークB
です。尚、ネットワークAとBのネットワークの種類は異なっていても、ルー
ターが両方の規格に対応していれば問題はありません。
次にルーターが2台の場合を考えてみます。
ネットA−(ルーター1)−ネットB−(ルーター2)−ネットC
ここで、インターネットと言うのはTCP/IPを使用したネットワークで
あると言うこと、ISDNを使用することを考慮すると、以下のようになりま
す。
ネットA−(ルーター1)−ネットB−(ルーター2)−ネットC
自宅内 (TCP/IP)| NTT(ISDN) |プロパイダ及びインターネット(TCP/IP)
これで、ネットB以降は考える必要は無くなります。
そしてルーター1にあるのがルーターの中でもインターネットを中心に需要
の高い『ISDNダイヤルアップルーター』になります。
なお、気付いているかも知れませんが、これを実現するためには、基本的に
は自宅のパソコンにLANカードが必要です。その代わり、LANが構成され
ていれば何台でもインターネットに接続できることになります。
Ma33さんのレスと重複する部分がかなりありますが、それぞれ参考にしてく
ださい。
ISDNの導入はパソコンだけでなく家の電話回線の事情に迄影響しますの
で慎重に選んでくださいね。
なお、TAでお勧めなのは、NECのAteamシリーズ、アナログポート
が3つあったり、PHSを子機登録出来て32k通信が出来たりといったモデ
ルもあり、電話回線の使い勝手が非常に良くまとまってます。
ルーターでお勧めなのが、NTT−TEのMN128SOHO・DSU、通
常のルーターとしての機能にTA、DSU、HUBを内蔵していて、これ1台
でほとんど用が足りてしまいます。
ちなみに両方ともWWのサーバで使用されているもので、特にトラブルもな
く、設定も難しくありませんでした。
長くなってしまいましたが、また何かわからないことがあったら、このボー
ドにでも質問してください。
1998. 2.18 (Wednesda) - Re'ph -
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