こんにちは、Re'phです。
いつも怪しい夢を見る(いや、いつもじゃなくて、たまにかな?)Re'phです
が、昨日も怪しい夢を見ました。
Re'phの所属する演劇部は、文化祭で公演する演劇の練習をしてました。
すでに役者さんたちの役作りもほぼ出来ていて、本番に近い形での通し稽古に
入っています。
今回、Re'phは照明を担当していて、舞台下手側にある調光室で作業をしてま
した。調光室といっても、高校の体育館ですのでたいした設備があるわけでも
なく、音響と同じ部屋です。
ここは、2人の兵士が警備しながら立ち話をするシーンで、最初にカットイン
してから、しばらく照明の作業はありません。
舞台の上では、小道具の小銃を持った役者が、お互いの過去を語り合っていま
す。今年入学した1年生の役者は、なかなかどうして2人で話し合うような調
子で話しているのに、しっかりと通る声をしています。
『○○くん、なかなか期待の新人ですね〜(^^)』
そんな話を、隣にいる音響の担当の人と話をしていると・・・
突然、体育館の後方のドアが開き、自衛隊の人が突入してきました。
『・・・え?え?なに?』
そして、何が起きたのかわからないで、ぼけっとしていると、そのまま舞台の
上にいる役者さんに向かって、射撃を始めたのです。
慌てて舞台の上を見ると、なぜか舞台の上に居た役者2人は・・・
大道具の陰に隠れて応戦してました(^^;;;
『その銃は、ただの小道具じゃなかったの?そもそも、その隠れている衝立は
ベニア板じゃなかったの〜!?』
ベニア板で出来ているはずのその大道具はしっかりと自衛隊の銃撃を防いでい
るようです(^^;;;
そんな突如始まった銃撃戦を、上から唖然として眺めていると・・・
『Re'phさん、応戦!』
そういって、音響の人が渡してきたのは、役者が持っているものと同じ、小道
具の小銃でした。
『なんで〜!(T-T)』
そういいながら、調光室のドアの影から、射撃を始めます。音響の人はぶどう
棚を渡って上手側から攻撃をすると言って、はしごを上っていきます。
突然攻撃が3方向からになり、若干こちらが優勢となってきましたが、舞台の
正面で見ていた、演出の人やまだ出番が後の方の役者さんは、武器を取る暇も
なく犠牲になり、血を流して倒れています・・・
そして、舞台の上の役者がふたりとも倒れたところで
『はいっ、カーット!』
という声と共に銃撃は止みました。
そして、倒れていた人たちが次々と起き上がってきます。
『いやいや、なかなかいい演技だったよ〜』
といいながら入ってきたのは、顧問の先生です。
えと・・・演技と言いながら、体育館の壁や床は銃撃でボロボロなんですけど
〜(^^;;;
『・・・・なんだったの〜!?(^^;;;』
・・・こんな怪しい夢を見てしまうRe'phの頭の中を、ぜひ一度覗いてみたい
ものです(^^;;;;
−おまけ−
今回出てきた演劇用語
・上手
舞台に向かって右側のこと、同様に左側を『下手』という。
Re'phの通っていた都立高校の体育館では、下手の2階に放送室があり、そこ
で音響と照明を操作できるようになっていた。ちなみに、上手は演劇部の部室
だった。
・ぶどう棚
舞台の上にある通路。上手と下手の移動の他、上から照らす照明の調整、雪を
降らせたり等の作業の場所として使う。
ちなみに、Re'phはここから落ちたことがある(笑)
・カットイン
照明や音響をいきなり点けること。じわじわと点けることを『フェードイ
ン』、逆をそれぞれ『カットアウト』『フェードアウト』という。
照明台本などでは、CI,FI,CO,FOなどと書いたりする。
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