ご無沙汰しておりました ヌキヲです。
入院中のTAKAさん's パネリーナの中間報告です。
・報告された異音について
再現確認しました。よくあるスイッチング電源の(異常?)発振音のようです。
他の回路でも何度か聞いたことがあるのですが、まだよく分かっていません。
・スペックの誤りがありました
CPUのCrusoeなのですが メーカより公開されている
モデルよりも幾分古いタイプなので
TM5800-700MHz ではなく、
TM5500-700MHz の様です。
(違いはよく分かりませんが…)
・2つあるディップスイッチの片方の設定に誤りがあることが判明しました。
CPUコア電圧の設定用のSWで、CrusoeのSystemDesignGuide(英文)によると
TM5500/TM5800 ではなくTM5400/TM5600 用の設定になっていました。
(Crusoeには負荷や発熱に応じてクロック&電圧を
動的に変動させる機構がありますので、
電圧が多少違っても平気な気するのですが…。)
参考までにブートアップ時の電圧は
TM5500/TM5800 が 1.05V
TM5400/TM5600 が 1.25V で、
対象であるTM5500のコア電圧のレンジは 0.95-1.30V 100℃ だそうです。
DIP-SW
123456
[IOIOIO] 1.25V for TM5400/TM5600
[IOOOIO] 1.05V for TM5500/TM5800
(I=ON O=OFF)
発熱は電圧の次乗に比例するそうなので、
誤った設定のままだと約1.4倍の発熱量になるということでしょうか…(^^;;。
・これから
もう片方のDIP-SWの用途がまだ判明していませんので、引き続き調査します。
それとCPUのブートシーケンスを追ってみたいところです。
…どうも、(TAKAさんの)前の持ち主さんは
オーバークロックを試されたのではないか…と思えてしまいます。
--050423 ヌキヲ--
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